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神の恵み

プレシャス"神の恵み"の在処の情報を元にとある山奥に探索に来た菜月とさくらの2人。今回のプレシャスはハザードレベルが低いためチーフの命令で2人で行くことになった。さくらが先頭でその後ろを菜月が付いてきていた。
「さくらさ~ん、こんなところに本当にプレシャスがあるの?」
「イエロー、ミッション中は…」
さくらが振り返ると自分がいるところよりもかなり後ろの方で菜月は歩くのに疲れたのか大きな石に腰を下ろしていた。
「最近、冒険者としての自覚が出てきたと思って褒めたとたんにこれなんだから…」

呆れ気味にグチるさくら。昔ならミッション遂行の為に菜月を置いて行ったかもしれないがネガティブとの壮絶の戦いの中でさくらの中で何かが変わったのかもしれない。グチを言うようになったのもその為かもしれない。
「もう、菜月!! 置いていきますよ!!」
菜月の保護者かのような口調でさくらは言った。
「あぁ、待ってよ。さくらさ~ん」
渋々立ち上がり少し駆け足でさくらの後を追った。しばらく歩くとようやく目的の場所に辿り着いた2人。
「ここですね」
「ホントに情報にあった大きな2つの岩に挟まれた洞窟があった」
アクセルラーをサーチモードにして取り出し辺りを調査しだすさくら。
「辺りにはプレシャスの気配はありませんね」
「じゃあ、洞窟の中なのかなぁ?」
「そうかも、しれませんね。 菜月、行きますよ」
「うん」アクセルラーを構える2人。
「レディ! ボウケンジャー、スタートアップ!」
2人は光に包まれてアクセルスーツを身にまとった。マスクのライトを付けてピンク、イエローの順で洞窟の中に入っていった。慎重に歩を進めていく2人。辺りを見回すと所々水が染み出している所もあるが、どうやらこの洞窟は自然に出来たものではなく、人工的に掘られたもののようで綺麗に掘られた後が整っている。しばらく、歩いていくと小さな空間に出た。
「なんか行き止まりみたいだよ、さくらさん」
「そうみたいですね」
菜月の言うとおり辺りは一面壁で今通って来た道以外進める道はなっかた。あるのは小さな祠があるぐらいで中には石像が祭られていた。
「やっぱり、ここにプレシャスはなかったのかな?」
「いえ、サージェスの情報は確かです。 何処かに仕掛けがあるはずです」
「仕掛けか・・・う~ん・・・」
2人は上下左右とくまなく壁を調べていった。
「う~ん、やっぱりないよさくらさん」
「そんなはずは…」
まだ納得のいかないようなさくら。
「菜月疲れたよ~、もうヤダ!!」
イエローはペタンと地べたに座り込んでしまい、小石を掴むと不満をぶつけるかのようにピンクに向かって投げた。その石は横にそれて石像に当たり石像は少し右を向いた。
「あぁ~!!」
慌てて立ち上がり石像に駆け寄るイエロー。
「うん!?」
ピンクが何かに気付く。
「石像さん、石当ててごめんなさい」
と言いながら石像を元に戻す。
「これで良し」
「菜月、今何しました?」
「えっ・・・さくらさんに石を投げた・・・ごめんなさい・・・」
「それから?」
「えっ!? それから投げた石が石像に当たって動いたちゃったから元の状態に戻したよちゃんと」
「それです!!」
ピンクは仕掛けに気付いたようだがイエローは首を傾げるだけでまったく訳がわからず"???"が頭の中に浮ぶだけであった。ピンクは石像に近づき調べ始めた。そして、石像を触りだした。
「さくらさん、ダメだよ。バチがあたっちゃうよ」
イエローの言うことも聞かず石像に触れると回転させるピンク。すると、壁が大きく回転して下へと通じる階段が現れた。
「えぇ!!」あまりのことに驚きを隠せないイエロー。
「やはり、そうでしたか」
「さくらさん、凄い!! 何でわかったの?」
「菜月が祠に近づく前に風の流れを感じたんです」
「風の流れ?」
「えぇ、でも菜月が祠に行った途端にそれが無くなったんでひょっとしたらと思ったんです」
「流石さくらさん、そんな小さなことも見逃さないなんて凄いよ」
「まぁ、これが冒険者としての経験の差ですね」ちょっと得意げに喋るピンク
「やっぱり菜月はさくらさんみたいになりたいな・・・」ボソッとつぶやくイエロー
「えっ、何か言いましたか?」
「ううん、何にも」
「ところで・・・さっき私に石投げたとか菜月言いませんでしたか?」
「えっ・・・そんなこと言ってないよ。言ってない、言ってない」慌てて手を顔の前で振って誤魔化そうとするイエロー。
「その慌てぶり怪しいですね・・・」イエローに詰め寄るピンク
「えっ・・・あっ、そんなことよりプレシャス、プレシャス」ピンクの後ろに回り背中を押して先を急がせようとするイエロー。"後で絶対に問い詰めてやる"と思いながらも今はプレシャス確保に集中することにしたピンク。下に着くとそこには大きな台座があり、その上に大きな箱が置かれていた。
「これかな?」
「そうかもしれません・・・トラップは無いみたいですね」
「開けてみるね」
「えぇ」箱を開けると中には小さな箱が入っていた。
「えぇ!?また箱だよ」
「そうみたいですね」
「何かボタンがあるよ」押そうとするイエロー
「勝手に押してはダメです!!」
だが、しかし時すでに遅く押してしまっていたイエロー。すると、突然箱が生命体へと姿を変えた。
「えぇ!! 何か変わっちゃったよ~」
(ショクザイ・・・フタツ・・・リョウリ・・・)
「さくらさん・・・今・・・あのプレシャス・・・変なこと言わなかった?」
「えぇ・・・食材2つって言いましたね」
(リョウリ・・・リョウリ・・・)と言いながら驚いている2人にプレシャスが襲い掛かってきた。
「菜月、どうやら私たちを本当に食材だと思っているようですよ」
「えぇ!? じゃあもし捕まったら・・・」
「私たちはあいつに料理されてしまうでしょうね」
「そんな・・・菜月のせいで・・・」
「菜月、しっかりしなさい!! 料理されたくなかたら奴を破壊するんです」
「プレシャス破壊って!?」
「今回は仕方がありません!! 菜月、自分のせいだと思うなら破壊しなさい!!」
「さくらさん・・・」
「それから、あんみつ1年分」
「えぇ!?」
「今回の事はそれで許してあげるから帰ったらおごりなさいよ、いいですね?」
「うん」
「さぁ、いきますよ。アタック!!」
2人はサバイブレードを構えプレシャスに向かっていった。2人のコンビネーションは抜群でみるみるうちにプレシャスを圧倒していく。
(ショクザイ!! リョウリ!! ショクザイ!! リョウリ!!)
暴走し始めるプレシャス。奥義と言わんばかりにイエローに向かって光線を発した。
「危ない!!」
ピンクがイエローを押して退け代わりに光線を受ける形となった
「さくらさん!!」
ピンクはそのまま壁に叩きつけられ、スーツは何回も爆発をし、最後は大きな爆発をお越しマスクが吹っ飛び倒れた。スーツは配線がむき出しになり、あらわになった顔からは血が流れていた。イエローは慌ててさくらの元に駆け寄り抱き起こす。
(ヒトツ・・・リョウリ・・・リョウリ・・・)暴走を止めるプレシャス
「さくらさん、しっかりして!!」
「菜月・・・早く・・・逃げて・・・」
「嫌!! さくらさんも一緒に」
「私はもうダメみたいです・・・」
「そんなことない!! 一緒に帰るの!!」
「菜月・・・あなただけでも・・・逃げ・・・て・・・」気を失うさくら
「さくらさん!! 目を開けてよ!! さくらさん!!」
(モウヒトツ・・・リョウリ・・・リョウリ・・・)
「あんたを倒してさくらさんと一緒に帰るんだから!! アクセルテクター!! デュアルクラッシャー!!」
プレシャスに向けて構えるイエロー
「ミキサーヘッド!! ゴー!!」
ハイパーコンクリートによって動きを止められるプレシャス。
「ドリルヘッド!! とどめよ!! コンビネーションクラッシュー!!」
ドリルの形をした光線がプレシャスを貫き爆発した。
「やったー・・・倒したよ、さくらさん」
さくらの元に近づき抱えようと背中を向けた瞬間菜月の背中目掛けて光線が当たった。吹っ飛ばされマスクがとれる菜月。
「嘘・・・」
振り返ると爆発したはずのプレシャスが立っていた。どうやら、再生したようだ。
「そんな・・・倒したはずなのに・・・」気を失ってしまう菜月
(フタリメ・・・リョウリ・・・リョウリ・・・)
近づき2人を確認するプレシャス。
(コレカラ・・・マタ・・・リョウリ・・・リョウリ・・・)
2人を抱えあげるとプレシャスは何処かへ消え去った。

連絡の途絶えた2人のことを心配して駆けつけた男4人。そこには大きな容器があり、蓋を取るとそこにはマスクは外れ、スーツを着た状態で綺麗に捌かれて蒲焼きのように焼き上げられて丼にされた2人の姿があった。
「菜月・・・さくら・・・」
あまりのことに言葉を失うチーフ。丼の横には箱の形に戻ったプレシャスが怪しく光っていた。
[ 2009/02/15 00:00 ] ボウケンヒロイン | TB(0) | CM(2)

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[ 2009/02/26 15:47 ] [ 編集 ]

No title

コメントありがとうございます。
予定がいろいろと入っているのでいつになるかわかりませんがいずれ書かせていただきます。期待に添えるかわかりませんが・・・
[ 2009/02/26 21:05 ] [ 編集 ]

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