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鳳凰いただきィィッ!!

久々に料理を投下します。ネタはルーディーさんのリクエストを元にしております。
ご期待に沿えていなかったらすいませんm(_ _)m
ある晴れた昼下がり1人の女性がある場所に向かっていた。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
息を切らしながらも休むことなく走っていた。しばらく、走ると一軒の店の前で足を止めた。そして、店に入った。
「リンちゃん、いらっしゃい」
「おじさん…いつもの……ある?…」
「ごめんね、全部売り切れちゃったんだよ」
「えぇ~~!!!!」
落胆の大声をあげるリン。
「嘘だよ。ちゃんとリンちゃんの分取ってあるよ」
「もう~おじさんたら~」
膨れっ面になりながらカウンター席にリンは座った。このリンと言う女性はリン。ゴーマから地球を守るために戦った五星戦隊ダイレンジャーの1人だった。だったと言うのは今はゴーマの驚異が去り、普通の女子大生として過ごしているからである。
「はい、お待ちどうさま」
カウンター越しに料理が載せられたトレーを渡す店主。トレーには餃子2人前とご飯、唐揚げ三切れが載せられていた。
「これよ、これこれ」
はやる気持ちを抑えながらカウンターの割り箸に手を伸ばし1本取った。そしてそれを親指と人差し指の間に挟むと手を合わせた。
「いただきます」
そう言って、餃子一切れを箸で掴み口にした。しばらくその味を楽しみ呑み込んだ。
「う~ん、この味よ。故郷を思い出すわ。流石プロは違うわ」
「リンちゃん、嬉しいこと言ってくれるねぇ。唐揚げもう2個あげるよ」
「おじさん、ありがとう」
嬉しそうな顔をしながら食べ続けるリン。料理を全部食べるのにそれほど時間は掛からなかった。
「ごちそうさまでした」
「はいよ。500円ね」
「はい、500円」
「はい、ちょうどね」
「ありがとう」
そう言ってリンは店を出た。
「さてと、お茶して帰ろっと」
リンは店を後にした。その様子を影から見ている謎の男がいた。しかし、その男にはリンは気付いない。
「見つけましたよ…ホウオウレンジャー」
不適な笑みを浮かべながら男は人混みへと消えていった。

次の日いつもと同じように店へとやってくるリン。
「こんにちは~」
チラッとリンの顔を見るだけで仕度を続ける店主。いつものカウンター席に座るリン。
「何にする?」
「えっ?」
「だから、何を食べる?」
「あぁ、えっと…A定食下さい」
「はいよ」
ぶっきらぼうに返事をすると料理を作り始めた。
(おじさん、機嫌が悪いのかなぁ…)
そんなことを感じながらもあまり気にも止めていなかった。しばらくすると料理が出てきた。
「いただきます」
食べ始めるリン。餃子を一口食べた瞬間何かを感じる。
(味は一緒なんだけど、何か違うような…)
と感じるリン。しかし、きっと気のせいだろうと思い、気にせずに食べ続けた。
「ごちそう様でした」
「500円」
「あっ、はい」
「ちょうどね」
店を出るリン。しかし、少し歩みを進めたところで何か胸騒ぎを感じ引き返した。そして、店の裏手に回り、窓の隙間から中を覗いた。するとゴーマ怪人がちょうど元の姿に戻ろうとしているところだった。
「あれはゴーマ怪人……まさかおじさんを!?」
窓から勢いよき侵入するリン。
「何だ!?」
窓の方を向くゴーマ怪人。
「ゴーマ!! おじさんをどうしたの!!」
身構えるリン。
「さぁ……私に勝てたら教えてあげましょう」
そう言って完全にゴーマ怪人の姿に戻るゴーマ怪人。その姿は始皇帝の様な格好をし右手にナイフで左手にフォークを持った姿をしている。
「あなたは何者!!」
「私の名前は食皇帝。ゴーマ十五世の給仕人だったものです」
「給仕人? そのあなたが何故ここに。しかもゴーマは滅びたはずよ」
「えぇ、滅びましたよ。 私がゴーマ宮を留守にしている間にね」
「えっ?」
「せっかく、十五世様に食べていただこうとありとあらゆる食材を仕入れて旅から戻ってみればゴーマ宮その物が消え去っていた。それも全てお前たちダイレンジャーのせいだ!!」
「それはあなたたちが人類抹殺を止めようとしなかったから…」
「うるさい!!!!」
リンの言葉を遮りそのままリンに切りかかる食皇帝。太刀筋を見抜き体左右に大きく動かしながら避ける。そして、そのまま店の外にリンは飛び出した。
「気力転身!!」
リンはまばゆい光包まれ、ホウオウレンジャーへと変身した。
「コットボトロかかれ!!」
食皇帝の号令とともに道の至る所からコットボトロが現れた。
「ハッ!! トォ!!」
軽々と倒していくホウオウ。
「ダイバスター!!」
コットボトロを次々と撃っていく。
「次はこれよ!!ダイレンロッド!!」
ダイレンロッドにヤイバーをアタッチメントして自分専用の武器へと変えた。
「槍鳳凰!! ハイッ!!」
自分の背丈と同じほどの槍鳳凰を自分の体の一部のように扱いなぎ払っていく。しかし、次から次へとコットボトロたちが現れる。
「これじゃきりがないわ…こうなったら…」
そう言うと右手をパーに、左手をグーにするとそれを合わせて気力を溜める構えをした。
「天風星・一文字竜巻!!」
構えた手を右腰辺りに持って行き止めた。
「ちょう!!」
掛け声と同時に右手のひらを前に出すとコットボトロたちに向かって竜巻が放たれた。コットボトロたちは回りながら吹き飛ばされた。
「残るはあなただけよ」
食皇帝を指さすホウオウ。
「なかなかやりますねぇ。でも、私は簡単に倒せませんよ」
「あなたを倒しておじさんの居場所を教えてもらうわ。ハイッ!!」
高く飛び上がるホウオウ。
「一文字プレス!!」
足を前後に開きそのまま食皇帝を押しつぶそうとした。しかし、ナイフをブーメランのように飛ばされ、直撃し地面に落ちた。
「その程度ですか?」
「そんなわけないでしょ!!」
ダイレンロッドを再び取り出し、食皇帝に向かっていくホウオウ。しかし、柳の様に攻撃を軽々と受け流していく食皇帝。
「あなたの攻撃は手に取るようにわかるんですよ」
「だったら、これよ。大輪剣!!」
先ほどとは違い大輪剣を2つ取り出した。そして、腕を大きく回すと2つの大輪剣に気を集めた。
「大輪剣旋風斬り」
そう言うと体を回転させながら高速で食皇帝を切りつけていった。あまりの早さに避けきれずに攻撃をくらい圧される食皇帝。
「大輪剣気力シュート!!」
大輪剣を気力で食皇帝めがけて飛ばした。そして、大輪剣は食皇帝に当たると爆発した。その爆発で食皇帝は吹き飛ばされ建物の壁に当たり地面に倒れた。
「どう? これでも余裕でいられる?」
「これは少々甘く見ていましたね。流石は我らゴーマを退けた1人」
「さぁ、おじさんを返しなさい!!」
「まだですよ…これからが本番ですよ」
「えっ…」
その言葉にただならぬ恐怖を感じ身構えるホウオウ。
「妖力 時空破断」
というとナイフを取り出し一太刀振るった。すると、空間に亀裂が入りその亀裂に向かって風の流れが生まれ周りの物を吸い込みだした。それは次第に大きくなっていきジリジリと引きずられ始めるホウオウ。そして、次の瞬間亀裂の中へと吸い込まれていった。
「では、私も行くとしましょうか」
すると、自分も亀裂の中に飛び込み消えて行った。ホウオウが気が付くと辺りは真っ暗な闇の中だった。
「ここは…」
体を起こしながら状況を整理するホウオウ。
「お早いお目覚めで」
「食皇帝!!」
「ここはキッチンスタジアム」
「キッチンスタジアム…」
「そうです」
そう言って食皇帝が指を鳴らすと辺りが明るくなった。すると、どうやら2人が立っていたのは巨大なコンロの上の様で大きな鍋が置かれていた。
「では、そろそろ第2ラウンドとまいりましょうか」
「えぇ、そうね」
再び拳を交える2人。しばらく両者一歩も譲らない攻防を繰り広げる。このまま決着が付かないかと思われた、その時ホウオウの動きが急激に衰える。
「えっ!?」
驚くホウオウに食皇帝の一撃が当たる。吹き飛び地面転がるホウオウ。
「そろそろ効いてきたみたいで」
「どういうこと…」
「この空間はあなたの気力を弱め、更にあなたの体の内側にある妖力の力を強める」
「何ですって!?」
「そして、その妖力はあなたの気力を妖力へと変えて増大していくのです」
「そんな馬鹿な。私の体には妖力なんて存在しないわ!!」
「それはついさっきまでの話ですよ…」
不適な笑みを浮かべる食皇帝。
「まさかあの時…」
ホウオウの脳裏にさっきの食事の時に違和感を感じたことを思い出す。
「そう、そのまさか。あの料理には私の妖力を含ませておいたのですよ」
「そんな…嘘よ…」
言葉を失うホウオウ。
「嘘じゃないですよ、だったら、その手はどうしたんですか?」
ホウオウの左手を指さす食皇帝。
「手?」
さされた左手を見るホウオウ。
「そんな…」
再び言葉を失うホウオウ。ホウオウの目に飛び込んできたのはスーツの左手部分がピンク色ではなく黒くなっていた。
「あなたが着ているスーツはあなたの気力で形成されているもの。そのスーツが黒くなっているということはあなたの体の中に妖力が存在すると言う何よりの証し」
「…」
「このまま妖力があなたの体を覆い尽くせばあなたの体の自由は奪われる。ですが、あなたにいいことをあげましょう」
「えっ!?」
「私を見事倒すことが出来ればこの空間から抜け出すことが出来、本来のあなたの力が戻る。どうです、簡単でしょう?」
「そうね。ならあなたを倒してさっさと抜け出してみせるわ」
食皇帝に向かっていくホウオウ。しかし、片手が使えないのは思った以上に苦しく無駄に体力とそして気力も消費していく。その消費した気力を埋めるかの如く妖力が増加していく。そして、左腕、左足と次々に黒く変わっていく。それでも懸命に戦うホウオウ。しかし、段々と体の自由がなくなっていく。必死に放つ拳も軽々とかわされる。最後に放った拳の勢いを止めれずそのまま倒れてしまった。立ち上がろうとするも既に右腕と頭以外黒く染まっていた。
「もう終わりですか?」
「まだよ…」
右腕を伸ばし必死に食皇帝につかみかかろうとするホウオウ。しかし、その時右腕までもが黒く染まってしまった。
「右腕が使えれば勝てたかもしれないのに残念ですね」
「まだよ…まだ頭が使えるわ」
「もう終わりにいたしましょう」
「えっ…」
「あなたが苦しむ姿を充分楽しませて頂きました」
食皇帝は右手に妖力を集め出した。
「何を…するの?」
すると、黙って食皇帝は左手でホウオウの肩を掴み立たせた。
「今すぐ楽にしてあげますよ…ただし、最後にもう一声いい声で鳴いて下さいよっ!!」
ホウオウの体を宙に放り投げる。そして、間髪入れずに右手に溜めていた妖力をホウオウに向けて発射した。空中でホウオウの体に当たる。妖力はホウオウの体に吸い込まれた。そして、苦しみ出した。苦しみながら地面に叩きつけられるホウオウ。
「あ゛ぁ!!!!!ギャァ!!!!!!!」
妖力が残りの気力を食い尽くしていく。その勢いは凄まじいもので身を引き裂かれる様な激痛が体を駆け巡る。その度にホウオウは断末魔の様な悲鳴を上げる。徐々にマスクが黒くなっていく。その都度悲鳴の声が弱っていく。そして、マスクが完全に黒くなった瞬間これまで聞いてきた断末魔の中で一番大きな断末魔を上げながら腕を高らかとあげた。次の瞬間その腕がストンと降りた。ホウオウに近づく食皇帝。仰向けのホウオウを軽く足で2度ほど蹴って揺すった。しかし、ホウオウはピクリとも動かない。
「死んだか…ダイレンジャーといえど所詮は人間…もろいものですね」
そう言いながら再び妖力を手に集め出した。
「妖力に満たされたあなたをそのまま食してもいいのですがそれでは少々勿体ない。だから、あなたにはもっと立派な食材になってもらいますよ」
そう言うと溜めていた妖力をホウオウに再び放たれた。すると、ホウオウのお腹がみるみるうちに膨れ始めた。 風船のようにどんどん膨れていく。スーツキシキシと音を上げ始める。そして、限界を超えた瞬間スーツが裂ける同時に変身が解除された。それでも膨らみ続けるお腹。ついにはリンの着ていたTシャツを破り、更に短パンも破った。一糸纏わぬ姿になるリン。それでも勢いは収まらず、どんどん膨れていきリンの頭や手足を呑み込み始めた。 膨れるお腹に呑み込まれ続け、ついには大きな肉団子になった。
「いや、立派な食材になりましたね。これほど立派な物になるとは…」
リンの見事な膨れぶりに感心する食皇帝。
「では、早速料理に取り掛かりましょうかね」
そう言って爆弾を取り出した。そして、それを爆発させるとそのエネルギーを吸収し巨大化した。
「では、早速調理を始めましょうか」
そう言うと中華鍋を熱し始めた。そして煙が出るぐらい熱するとそこに油を入れ廻して敷くと肉団子を炒め始めた。少し肉が色づくとそこに醤油や酢、砂糖など の調味料を足し、甘酢の餡を作り始めた。その餡でしばらく肉団子を煮た後、片栗粉入れとろみを付け終えると皿に盛り付けた。皿をテーブルの上へと置いた。
「食欲をそそるいい匂いですねぇ」
と言いながら皿の両脇に置かれていたナイフとフォークを持った。
「では、いただきます」
そう言うと肉団子にナイフを刺した。切り口から肉汁が滝の様に流れ出る。肉を一口大に切ると放り込んだ。しばらく肉を噛んで楽しんだ後飲み込んだ。
「鶏肉みたいに淡泊な味だが何処か奥深い味がある。しかも、この餡とピッタリだ」
肉団子の味に満足しながら食べ続ける食皇帝。食べる勢いは止まることをしらずあっと言う間に平らげた。
「おぉ~力が満ちあふれてくる」
そう言う通り食皇帝の身体からは禍々しい妖力が溢れ出ていた。放つ妖力の中に僅かだがピンク色の気力も混じっていた。こうしてホウオウは食皇帝の力の一部となった。妖力と気力を操るゴーマ怪人が残る5人のダイレンジャーを滅ぼし地球を混沌の渦に陥れるのは時間の問題だった。
[ 2011/05/18 00:00 ] ダイレンヒロイン | TB(0) | CM(4)

リクエストに答えていただき、ありがとうございました。

素晴らしい肉団子になったリンは最高でした!

これから頑張って下さい!応援してます!
[ 2011/05/18 18:50 ] [ 編集 ]

>ルーディーさん、こんばんは。

ご期待にそえたみたいで良かったですm(_ _)m
[ 2011/05/18 19:22 ] [ 編集 ]

肉団子、美味しく出来上がりましたね。
滴る肉汁、想像するだけ美味しそうです。

今後も期待してます。
[ 2011/06/01 20:14 ] [ 編集 ]

>るりょうりに健山さん、コメントありがとうございます。
気に入って頂けて良かったです。もっと精進して頑張ります>_<;
[ 2011/06/01 21:20 ] [ 編集 ]

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