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夢幻のピエロ

匿名希望の方からメイの料理SSを頂きました。ありがとうございますm(_ _)m
初めて書かれたらしく短編ですがお楽しみ下さいませ。匿名希望様宛への感想はこちらのコメント欄よりどうぞ。
カタカタ・・・と音立てながら動いている1つの粘土細工のような人形。人目につかないような暗がりの林の中にそれは落ちていた。その粘土細工に空から降ってきた怪しい気な紫色の光りが当たった。光りを浴びたその粘土細工はゴゴゴゴ・・・と音を立て、見る見るうちに大きくなり、ピエロのような姿をした怪人へと変貌を遂げた。
「おぉ・・・動く!ひゃっははは!動くぞ!」
不気味な笑い声を上げながらアクロバティックな動きをするピエロ。
「プリプリカンに作り終わった後で『失敗だ』って地球に捨てられたときは焦ったが・・・結果的に生き残ったドーラモンスターは俺だけみたいだしな」
充分に体を動かしたピエロは手を胸の前で組み、クルクルと回し始めた。
「でもこの時間にジュウレンジャーはいないみたいだな・・・そんな世界を襲っても何にも楽しくない・・・よし、ジュウレンジャーのいる時間に飛ぶか」
ピエロは組んでいた手を前へ突き出した。
「夢幻曲技!パストネット!」
ピエロの前に歪んだ空間の裂け目のようなものが現れた。
「待ってろよ、ジュウレンジャー。お前らを絶望へ落としてやるぜぇ!」
ピエロはその裂け目へと飛び込んで行った。

別の時間・・・・

突然空間が裂け、その中からピエロのようなモンスターが現れた。
「よし、着いた!・・・・ん?地球の雰囲気じゃないな・・・?」
どうやらピエロが辿りついたのはジュウレンジャーがいた時間の地球ではなく、ジュウレンジャーの故郷の1つであるリシヤ族のいる世界のようだ。
「長い時間粘土だったからな~、上手く力が使えなかったか」
辺りをキョロキョロと見渡すピエロ。
「ん!?あれは!?」
遠くの一点をじっと見るピエロ。そこにはジュウレンジャーの一人でプテラランジャーのリシヤ族プリンセス・メイの姿があった。
「プテラレンジャー見ぃ~つけた」
ニタっと笑うピエロ。
「アイツから絶望の渦に落としてやるか・・・」
そう言ってピエロは姿を消した。

「よし、お花の水やりはこれくらいでいいわね」
メイは花の水やりを済ませると城の方へと戻ろうとした。すると、急に目の前にピエロが姿を現した。
「!?誰!?」
手に持っていたジョウロを落とし、身構えるメイ。
「俺はドーラピエロ。ドーラモンスターの残党だ。プテラランジャー・メイ、お前を血祭りに上げてやるよ!」
そう言って両手から無数のナイフを飛ばすドーラピエロ。それを瞬時に避けるメイ。
「中々動けるみたいだな!だが、これは避けれまい!」
空間を裂いた時のように両腕を前に突き出すドーラピエロ。
「何をする気!?」
「夢幻曲技!ナイトメアパラダイス!」
ドーラピエロの突き出した両腕の前に大きな黒い球体が現れ、その球体はどんどんと膨らんで、ドーラピエロとメイを呑み込んだ。
一瞬目を閉じたメイだったが、すぐに目を開けた。上を見上げると空が紫色に淀んでいる。服装を城にいた時のドレスとは違い、地球で戦っていた時の姿になっており、ダイノバックラーのベルトの部分に付いていた。
「これは・・・どういうこと!?」
ドーラピエロを見るメイ。
「ここは俺の作りあげた悪夢の世界。そのダイノバックラーはサービスだ。弱いままのお前を痛めつけても何も面白くないからな」
「私はあんたなんかに絶対負けないわ!ダイノバックラー!」
バックルを手に取り変身するメイ。
「プテラレンジャー!メイ!」
「さあ、かかってこい!ショーの始まりだ!」
「ふざけた奴ね!プテラアロー!」
プテラレンジャーの放った矢がドーラピエロ目掛けて飛んでいく。
「無駄だぁ!夢幻曲技!バックレイション!」
ドーラピエロに向かって飛んでいたはずの矢が突然方向を変え、プテラレンジャー目掛け飛んできた
「嘘!?」
とっさにしゃがんで矢を避けるプテラレンジャー。
「無駄だって言ってるだろう!」
避けたはずの矢がまた方向を変え、プテラレンジャーに当たった。
「キャァ!!」
矢を喰らい、その場に倒れるプテラレンジャー。
「そんな・・・どうしてなの・・・」
「言ったはずだ、ここは俺の作り上げた悪夢の世界。ここで起きることは全て俺の思うがまま」
ひゃっははは!と笑いながら宙に浮かぶドーラピエロ。
「まだまだショーは終わらないぜ!夢幻曲技!キリングカーニバル!」
そうドーラピエロが叫ぶと周りの景色が突然サーカスの舞台のような所へと変わった。
「え!?今度は何なの!?」
慌てふためくプテラレンジャー。すると舞台の四方八方から人間の子供くらいのピエロが沢山出てきた。
ミニピエロたちは舞台の中央にいるプテラレンジャーを囲んだ。
「さぁ、やっちまいな!」
ドーラピエロが叫ぶと、ミニピエロたちはナイフやピストル、ボウガン、爆弾などでプテラレンジャーに一斉攻撃を始めた。
「キャァ!ダメ!防ぎきれない!」
何とかガードしようとするプテラレンジャーだったが相手のミニピエロたちの数のが圧倒的多数だったため、その攻撃をほぼまともに喰らってしまった。
「トドメだ!」
ボロボロになったプテラレンジャーの目の前に降りてきたドーラピエロが巨大なハンマーを出し、プテラレンジャーの腹目掛けてスイングさせた。
「吹っ飛べ!!」
それを喰らい、プテラレンジャーはサーカス舞台の壁へと激突した。
「キャァー!!」という叫び声を上げて舞台の端に落ちたプテラレンジャー。ドーラピエロが側に行くと気絶しているのが確認できた。
「なんだぁ。もう終わりかぁ。張り合いがないな~」
そう言ってマスクを脱がせ、それをバスケットボールのように指先でクルクルと回すドーラピエロ。
「おい、ミニピエロたち、こいつどうしたい?」
ドーラピエロが側にいたミニピエロたちに問いかけた。するとミニピエロたちは口をそろえるように「食いたい!食いたい!」と騒ぎ始めた。
「ん?食いたいのか?よし、頑張った褒美だ。コイツを使って美味い飯を作ってやる」
ドーラピエロの言葉に声を上げて喜ぶミニピエロたち。
「夢幻曲技!グラウンドドロウ!」
ドーラピエロの術により、サーカスの舞台からたちまちキッチンへと場所が移った。
「続けて夢幻曲技!ペインリンク!」
そう言ってマスクオフのメイに術をかけた。
「この術で悪夢は現実と交差する。つまり、全てが現実のものになるのだ」
そう言って気絶しているメイを台の上に置いた。
「美味い飯にしてやるよ」
ドーラピエロはまず、側にあったニンジンや、ブロッコリー、タマネギ、ジャガイモなどを適当な大きさに切り、それを煮込みはじめた。
その間にメイを塩・胡椒で軽く味付けすると、起きて暴れないように縄でチャーシューのように縛った。
野菜がある程度柔らかくなったら、それを鍋から上げた。
次に生クリームや牛乳などの乳製品などをベースに煮込み始めた。どうやらメイのクリームシチューを作るようだ。
シチューのベースが完成したら、そこにメイを体育座りのような格好で入れ、続けて煮込んである程度柔らかくなった野菜を入れ、再び煮込みはじめた。
すると徐々にシチューの温度が熱くなってきたらメイが目を覚ました。
「ん・・・熱い・・・な、何これ・・・どうなってるの・・・」
自分が置かれている状況が飲み込めないメイ。
「起きたか。ミニピエロたちがお前を食いたいと騒ぐから、お前をクリームシチューにしてるところだ」
ドーラピエロのずっと後ろの方ではテーブルに向かって座っているミニピエロたちが「シチュー!シチュー!」と騒いでいた。
「そんな!食べられるなんていやよ!」
なんとか鍋の中から逃げ出そうとするメイだったが、縛られているため、どうすることもできなかった。
「いくら暴れても無駄だ。さっさと美味いシチューになっちまいな!」
ドーラピエロは火を強火にして上からフタを閉めた。
フタをしてからしばらくの間は「熱い!」や「出して!」など騒いでいたが、やがて静かになった。
「そろそろだろう」
ドーラピエロがフタを開けると、見事に煮込まれて、野菜とともに完全にシチューの具になっているメイの姿があった。
ドーラピエロはそれを器によそるとミニピエロの待つテーブルへと運んだ。
「特製メイシチューだ!たんと食え!」
ドーラピエロがそう言うと、ミニピエロたちは一斉にシチューに群がり、メイの足や腕、胸、尻などそれぞれが食いたい部分を食していった。
メイシチューはあっという間にミニピエロによって完食された。
「よし、さっさと他のジュウレンジャーを倒しに行くか」
ドーラピエロとミニピエロたちは残りのジュウレンジャーを倒しに向かって行った・・・。
[ 2010/02/18 00:00 ] ゲスト料理人 | TB(0) | CM(0)

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