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運命ノゲーム

05様からSSを頂きました。良ければ感想をコメントまで頂ければありがたいです。

「よし、到着。早輝はまだ来てないか・・・」そう言いながら軽自動車から降りて扉をしめる一人の女性。
かつてガイアークと死闘を繰り広げたゴーオンウィングスの須塔美羽である。どうやら共に戦ったゴーオンジャーの楼山早輝と待ち合わせしているようだ。
「まぁ、早輝ならすぐに来るでしょ」美羽が車に寄り掛かりながら待っていると、5分もしないうちに向こうのほうから「美羽~!」と言いながら、手を振り美羽の方へ駆けてくる女性がいた。

「早輝~!久しぶり!」
「美羽も久しぶり~!全然変わってないね」
「早輝もそのまんまだね~」
久しぶりに会ったのが余程嬉しかったのか、まるで子供のようにはしゃぐ二人。
「これ美羽の車?可愛いね~」と美羽の車周りを回る早輝。その姿は女性というより女の子のようだ。
「思い切って買ったんだ。さ、乗って」そう言いながら運転席に乗り込む美羽。それに続いて早輝も助手席に乗り込んだ。
「じゃあ行こっか」美羽はエンジンを掛け、車を走らせた。

車を走らせてから数十分後・・・
「そう言えば、今日は美羽の叔父さんの家のパーティーに行くんだよね?」運転中の美羽に早輝が話掛けた。
「そうだよ」
「本当にこの格好で良かったのかな・・・」
パーティーというと、ドレスやスーツなどを着ていくのがあたり前だが、この日の二人の格好はガイアークと戦っていた頃着ていた普段着であった。
早輝が少し不安そうな顔で自分の服を見ていると「叔父さんが『ぜひ頑張って地球を守っていた頃の姿で来て欲しい!』って言ってるんだから気にしなくて平気だよ」と美羽が言った。
「ならいいけど・・・あ、そういえば大翔は?」
「アニは今『須塔プロジェクト』っていうのに参加してて、日本にいないのよ。でも私一人で行くのはちょっと寂しいって言ったら叔父さんが『一緒に戦ってた仲間連れてきても構わない』って言ってくれたから、早輝を呼んだんだよ」
「そうだったんだ」
「まぁ、今日は思いっきり楽しもう!」
「うん!」
そんな会話をしているうちに美羽と早輝を乗せた車は、美羽の叔父さんの家到着した。
「大きい家だねぇ~・・・」車を降りた早輝が家を見上げながら言った。
「叔父さんは須塔グループの中でも上の方の人だからね。さっ、行こう」
美羽が車に鍵を掛けたのを確認すると二人は叔父さんの家の玄関口へと向かった。

玄関の扉の前に来ると、美羽がチャイムを鳴らした。しかし、2回、3回と鳴らしても応答はなかった。
「おかしいな~?叔父さーん!」玄関の前で美羽が呼んでも一切応答はない。
「美羽、パーティーって今日なの?」と美羽に問いかける早輝。
「確かに今日って聞いたんだけど・・・」
「でも、留守みたいじゃん」
「おかしいな・・・」そう言いながら美羽がドアノブをひねってみると、鍵は掛かってなく、簡単に開けることができた。
「あれ、開いた」ドアノブをひねった美羽が一番驚いているようだ。
「ひょっとして中でパーティーに夢中になり過ぎて、気付いてないんじゃない?」早輝が家の中を覗いている美羽に話掛けた。
「そうかもしれないわね。とりあえず、パーティー会場になってる奥の大広間まで行ってみようか」
叔父さんがチャイムに気付いてないと判断した二人はパーティー会場である大広間へと向かった。

大広間の前に着いた二人だが、すぐにおかしな点に気付いた。
「ねぇ、美羽。パーティーやってるにしては静かすぎない?いくら家が広くて玄関先ではパーティーの賑やかさが分からないとしても扉の前まで来れば声ぐらい聞こえるはずでしょ?」
「私もそう思う。やっぱり日にち間違えたかな・・・」
美羽がゆっくりと大広間の扉を開けると、そこはパーティーの準備はしてあったが、人がいなかった。
「あ、やっぱりパーティーは今日で間違ってなかったみたい」
「でも誰もいないみたいだよ?」
二人が扉から顔だけ大広間に入った状態で覗いていると、一人のスーツを着た男が大広間の奥から出てきた。
「あ、誰かいるよ。あの人が叔父さん?」早輝が美羽に聞くと、美羽は「違う・・・」と一言だけ言った。
「え?じゃあ、叔父さんの知り合いとか部下の人?」
「あんな人見たことない・・・」
「えっ、じゃあ・・・泥棒?」
と早輝が言った瞬間に美羽が思い切り扉を開け、大広間に入った。
「あなた誰!」と美羽が叫ぶと、男は一瞬ニタっと笑みを浮かべ「ゴーオンシルバー・・・」と小声で言った。
男は目線を美羽から早輝の方に移すと「ゴーオンイエロー・・・」とまた小声で言った。
「聞こえないの!誰かって聞いてるの!」ただ小声で喋る男に対してきつく言う美羽。
「俺はただの残党だよ」美羽に怒鳴られたにも関わらず眉一つ動かさず、静かに答える男。
「残党てことは・・・・・まさかガイアーク!?」男の台詞を聞いた瞬間、そう言って身構える早輝と美羽。
「そうだよ。俺はガイアークの生き残りさ」
「叔父さんはどうしたの!?」身構えながら聞く美羽。
「大丈夫、殺しちゃいないよ。ある場所で眠ってもらってるだけさ」
「それはどこなの!?」間髪入れずに聞く美羽。
「教えるワケないだろう。・・・・・そうだな、俺とお前達二人がゲームして勝ったら教えてやるよ」
「ゲーム?」
「そう、炎神もいない、変身も出来ないお前達と戦ってもつまらないからな。だからゲームしようって言ってるんだ」
男がなめた口調で二人のことをバカにしたことが癪に触ったのか「甘くみないで!」と言いながら美羽が男に殴りかかっていった。
しかし、美羽が放った拳は簡単にかわされ、腹にカウンターを喰らってしまった。
「うっ・・・・」思わずヨロケながら下がる美羽。
「美羽!」慌てて美羽の側に駆け寄る早輝。
「くだらないことをするなよ」男は二人を睨みながら言った。
「俺が聞いてるのは、ゲームをするかしないかだ!」荒々しい口調で言い放つ男。
「・・・分かったわよ。ゲーム受けてたつわよ。でも私とのゲームにして!早輝は関係ないんだから!」「それは無理な注文だ。俺はお前ら二人とゲームがしたいんだ」
美羽からの条件をあっさりと却下する男。
「大丈夫だよ、美羽。私もゲームに参加する」
「早輝!?」
「私もゴーオンジャーだったんだから、これくらい受けてたつよ。それに美羽を殴ったアイツ許せない!」
どうやら早輝は美羽を殴ったことが許せないらしく、すでにやる気十分のようだ。
「これで交渉成立だな。あ、言い忘れてた。俺の名はカジノバンキ。楽しいゲームをしようぜ・・・」
カジノバンキと名乗った男は不敵な笑みを浮かべながら、二人を見つめた。
「それでゲームって何をするの?」
美羽が聞くとカジノバンキはマジシャンのように手の中から11枚のトランプを出した。
「ルールは簡単。ここにある1から10までの数字が書いたトランプにジョーカーを加えた11枚のトランプがある。このトランプを交互に引いていって最後に合計数の多い方が勝ちってゲームだ。もちろん最初の1枚だけで勝負するのもOK。ただし、ジョーカーを引いたら無条件で勝ちとする。以上がルールだ、簡単だろ?」
「確かに簡単ね」と納得する2人。
「あ、それとゲームに負けたら、もちろん罰ゲームがあるから」
それを聞いて「罰ゲーム!?」と驚く2人。
「当たり前だろ。リスクのないゲームなんて面白くもなんともない」
「罰ゲームって一体なんなの?」
恐る恐る聞く早輝。
「そうだなぁ・・・・・・あ!」
少し考えてから何かが浮かんだような顔をするカジノバンキ。
「お前ら負けた時のトランプの枚数分脱げよ」
「えぇ!?」と大声を出し、あり得ないという表情をする二人。
「そんなこと出来るわけないでしょ!」
怒りを露わにする美羽。
「嫌なら別にいいんだぜ。叔父さん殺しちゃっても」
ニタニタと笑いながら脅しをかけるカジノバンキ。
「なんて卑怯なの・・・」
眉間に皺を寄せ表情を強張らせる美羽。
「さぁ、どうする?俺は別にやらなくてもいいんだぜ!」と大声で言いながら笑うカジノバンキ。
「早輝・・・」
早輝の方に顔をやり、「どうする?」といった目をする美羽。
「・・・やろう、美羽!負けなきゃ、罰ゲームは受けることないんだし、勝たないと叔父さん助けられないんだし!やるっきゃないよ!」
いつもは早輝を支える側の美羽だが、今回は早輝の言葉に助けられたという顔をしていた。
「分かった!受けてやるわよ!」
早輝の言葉に覚悟を決めた美羽。
「そうでなくっちゃな!真っ裸になっても後悔するなよ!」
そう言いながら、カジノバンキはテーブルに11枚のトランプを並べた。
「さぁ、どっちから始める?なんなら二人まとめて相手してやろうか?」
二人を見下すかのように言うカジノバンキ。
「なめないで!アンタなんか私一人で十分よ!」
そう言ってトランプがセットされた机の前に座る美羽。
「じゃあ始めよう。先に引くか?それとも後に引くか?」
「先に引く」
美羽は悩むことなく1枚のトランプを手にした。
「俺の番だな・・・これにするか」
少し悩んでからカジノバンキも1枚のトランプを手にした。
そんなやり取りを交互に続けていき、美羽の手には3枚、カジノバンキの手にも3枚のトランプがある状態になった。
「俺はここでストップをかけるぜ」
カジノバンキは手元にある3枚のトランプで勝負をするようだ。
「お前はどうする?引きたきゃ引いて構わないぜ」
「(3枚でストップ?もしかしてジョーカーを引いた?それともただのハッタリ?・・・)」
カジノバンキの言葉に悩む美羽。
「さぁ!どうする!」
わざと美羽が焦るような言葉を投げかけるカジノバンキ。
「私もここでストップをかけるわ!」
美羽はカジノバンキのストップをハッタリと読み、同じ枚数で勝負する方を選択した。
「いいんだな?負けたら脱ぐんだぞ?」
改めて確認をするカジノバンキ。
「私はこれで勝負する」
美羽の決意は揺るがなかった。
「OK。じゃあ、カードオープン!」
カジノバンキの言葉に美羽とカジノバンキは手元のトランプを全て反転させた。
「9、2、7・・・18だな」
美羽のトランプの合計は18だった。
「そっちは6、8、5・・・ってことは19!?」
カジノバンキのトランプの合計は19だった。
「ふぅー、たった1の差だが、俺の勝ちだ!」
ギリギリだが勝った!と笑うカジノバンキ。
「それじゃあ、罰ゲームだ、約束通り、トランプの枚数分の3枚脱いでもらうぜ!」
「くっ・・・」
美羽は渋々立ち上がった。
「さて、早速脱いでくれよ」
ニタニタと笑いながら言うカジノバンキ。
「分かってるわよ」
そう言いながら脱ぎ始める美羽。
まずはジャケットを脱いだ。すると中に着ていた黒いインナーが見えた。
「まずはジャケットかぁ。次はそのインナーか?それともショーパンか?」
かなり楽しんでいる様子のカジノバンキ。
「次は・・・」
すると、なんと美羽は自分の履いていた靴下を脱ぎだした。
「え!?ちょっと待てよ!?」
予想外のことに驚くカジノバンキ。
「何?要は3つの衣類を体から外せばいいんでしょ?ルール違反はしてないわよ」
確かに体に身に付けている物を取れば脱いだことになるので、美羽の言ってることは正論だった。
「はい、これで2枚目ね。あとはベルトを外すわ」
そう言ってさっさとベルトを外す美羽。
「これで約束通り3枚脱いだわよ」
してやったりという顔をする美羽。
「さっすが!」
美羽の機転に拍手する早輝。
「ふざけやがって・・・」
カジノバンキは明らかに怒っている顔をしていた。
「あ、そうだ。アンタが負けた時の罰ゲームの内容を聞いてないわよ」
美羽が挑発するような口調で言う。怒っているカジノバンキには火に油を注ぐ一言だ。
「俺が負けた時の罰ゲームゥ!?」
「そう!じゃあね・・・・アンタが負けたら、その時のアンタの手持ちの枚数分服を着させてもらうわ」
「なんだと!?」
思わず机を叩くカジノバンキ。
「そうじゃなきゃフェアじゃないじゃない。ねぇ、早輝?」
早輝の方を向く美羽。
「ねぇー」
それに笑顔で返す早輝。
「いいだろう・・・その条件飲んでやるよ・・・さっさと続きやるぞ!ぜってー真っ裸にしてやる!」
完全にキレたカジノバンキは荒々しく再びトランプを切り、テーブルに並べた。
「待って美羽!次は私がやる」
座ろうとする美羽を止める早輝。
「次負けたら美羽大変なことになっちゃうでしょ?私がやれば万が一負けても平気だから」
「でもアイツがOKする?」
カジノバンキの方を見る美羽。
「俺はどっちだろうと構わねぇ!さっさとしろよ!」
「だって」
そう言って席に着く早輝。
「(今のコイツなら冷静さを失ってるから簡単に勝てるはず・・・)」
「俺から引くぞ!」
荒々しく1枚のトランプを引くカジノバンキ。
「じゃあ私は・・・これ!」
パッと目についたトランプを引く早輝。
「私はここでストップ!」
なんと早輝は1枚目でストップをかけた。
「何!?・・・なるほど。じゃあ俺もストップだ」
何かを悟ったかのようにカジノバンキも1枚目でストップをかけた。
「それじゃあ、オープンだ」
カジノバンキの言葉に同時にトランプを反転させる二人。
「やっぱりジョーカーを引いてたか・・・」
早輝が引いたのはカジノバンキの読み通りジョーカーだった。
「このゲーム、私の勝ちだね!美羽、1枚着ていいよ!」
早輝の言葉に「ありがと!」と返事を返すと、美羽は先程のゲームで負けて脱がされたジャケットを着た。
「このまま勝ち続けて美羽の叔父さんを返してもらうんだから!」
「(このままじゃマジで負け試合になっちまう・・・使う必要もないと思ってたが・・・アレを使うか・・・)」
カジノバンキはトランプを切っている最中に手から怪しい光りを発し、トランプに浴びせた。もちろんトランプを切っている最中に手の中で行ったことなので美羽と早輝は気付いていない。
「(これで俺の勝ちは100%確定だ・・・さぁ、イカサマゲームの始まりだ・・・)」
そんなことを考えながらカジノバンキはトランプを机の上に並べた。
「じゃあ今度は私から引くわ」
1枚のトランプを引く早輝。
「俺は・・・これにするか」
適当にトランプを選ぶカジノバンキ。
そして数分後、気付けばお互いの手持ちトランプは5枚ずつになっていた。
「俺はここでストップだ」
「なら私もここでストップ」
お互いに手持ち5枚でストップをかけた。
「じゃあオープン!」
「10、9、8、2、7・・・てことは36か」と呟くカジノバンキ。
「そっちは・・・・1、3、4、6・・・ジョーカー!?」
順番にカジノバンキの手持ちを確認していた早輝は思わず驚いた。
「俺の勝ちだ!さっさと5枚脱げ!」
高笑いしながら言うカジノバンキ。
「・・・・」
早輝は黙って立ち上がり、まずジャケットを脱ぎ、靴下、スカートの順で脱いでいった。スカートの下には黒のショーパンを履いていたのですんなり脱げたようだ。だが、ここで早輝の手が止まった。
「どうした?さっさと続けろよ!あと2枚脱げ!」
早くしろ!と、はやし立てるカジノバンキ。
「待って!あと2枚は私が脱ぐ」
そう言って早輝の前に立つ美羽。
「でも美羽!」
「大丈夫」
美羽はジャケットを脱ぐと、中に着ていた黒のインナーも脱いだ。すると淡いピンク色のブラが露になった。
「ずいぶん可愛いブラ着けてんだな~」
ニタニタと笑いながら美羽の胸をジロジロと見るカジノバンキ。
「うるさい!さっさと続きをやるよ!」
両手でブラを隠しながら顔を真っ赤にして言う美羽。
「美羽、ゴメンね・・・」と小さい声で謝る早輝。
「大丈夫、次勝てばいいんだから」
「次は俺から引くぞ」と1枚のトランプを引くカジノバンキ。
「美羽どうする・・・?」
すっかり自信を失くしてしまったのか、どれを引くか美羽に聞く早輝。
「これ!」
美羽は迷わず1枚のトランプを指した。指示通り、それを選ぶ早輝。
そんなやり取りを続け、お互いの手持ちトランプの枚数は4枚になっていた。
「俺はもういいぜ」と4枚でストップをかけたカジノバンキ。
「美羽・・・」「・・・勝負かけよう!もう1枚!」
トランプをさっともう1枚引く美羽。
「それで終わりでいいのか?なんならもっと引いても構わないぜ?」
惑わすような言葉を投げかけるカジノバンキ。すっかり冷静さを取り戻したようだ。
少し悩んだ二人だったが、「これでいい」と覚悟を決めた。
「じゃあオープン!」
「4、1、5、6、10ということは・・・26か」
「そっちは・・・9、8、2、7・・・・26!?」
なんとお互いに同点だった。もちろん、カジノバンキがイカサマを使って数が同じになるように仕組んだのである。
「同じか・・・なら残ったトランプで勝負するか?」
「どういうこと?」と美羽が聞くと
「今お互いの手元以外、つまり伏せられているのは3とジョーカーだろ?」
「そうね」
「この伏せられた2枚のうちジョーカーを引いた方が勝ちって勝負だ。これにお前らが勝ったら服を元通り着ていいぜ。叔父さんを返してやる」
「本当!?」
「あぁ、嘘は言わねぇ。しかもお前らがトランプを切っていいぜ。ただ、それでもし負けたら、真っ裸+罰を受けてもらうからな」
「更に罰を受けるの!?」
「当たり前だろ。これだけお前らに有利な状況を作ったんだからな。さぁ、受けるか?受けないか?」
カジノバンキの言葉にしばらく相談する二人。
「分かったわ。その勝負受ける!」
「OK。じゃあラストゲームの始まりだ!さぁ、トランプを切りな!」
そう言って二人の前に3とジョーカーのトランプを置くカジノバンキ。
「早輝、よく切って」「分かった」
念入りにトランプを切る早輝。
「よし!切ったよ!」と言って2枚のトランプを机の中央に並べる早輝。数字が見えないように切ったので、早輝本人にもどちらが3で、どちらがジョーカーか分からない。
「OK。さて、どっちにするか・・・」
2枚のトランプを眺めながら考えるカジノバンキ。もちろんイカサマなので、自分が勝つのは分かっているが一応、考えるフリだけしている。
「・・・これだ」と一言言って、カジノバンキは1枚のトランプを指した。
「これをめくった瞬間にゲームは終わり、勝敗がつく。いいな、めくるぞ」
ゆっくりと自分が選んだトランプをめくる。カジノバンキ。張り詰めた空気が部屋中に漂う。
「!?」
めくり終わった瞬間に衝撃が走った。
「・・・・3・・・・だと・・・!?」
なんと、どこかでイカサマミスをしたのか、カジノバンキの選んだトランプは3だった。
「やった!」
満面の笑顔で喜ぶ早輝と美羽。
「約束よ!叔父さんの居場所を教えなさい!」
服を着直しながら言う美羽。
「・・・・・冗談じゃねぇ・・・・こんなの・・・・・あり得ねぇ!!」
カジノバンキが狂ったように叫んだと思ったら、突然カジノバンキの両手から大きなパチンコ玉のような物が現れた。
「おらっっっ!!」と叫びながら二人目掛けてパチンコ玉を投げるカジノバンキ。
「うっ・・・」
「きゃっ・・・」
勢いよく投げられたパチンコ玉は二人のみぞおちにクリーンヒットした。
「俺の仕組んだゲームは・・・俺が勝たなきゃいけねぇんだ!」
さっきの攻撃で意識が朦朧とし、倒れこんでる二人に更に攻撃を加えるカジノバンキ。
「約束?んなもん知らねぇよ。このゲームで俺が勝つ!それがこのゲーム唯一の『約束』だ!!」
カジノバンキが攻撃を止める頃には二人とも完全に意識を失っていた。
「意識が飛んだか・・・まだ殺さねぇよ。お前らにはもっと地獄を味合わせてやる・・・」
カジノバンキは二人を担ぐと大広間の奥へと入っていった。

奥のひらけたスペースに二人を下ろすカジノバンキ。
「さて、まずは・・・」
一瞬ニタっと笑い、二人の服を乱暴に脱がし始めた。
二人のジャケットをインナーを破るように脱がすと、美羽の淡いピンク色のブラと早輝の純白のブラが露になった。
「二人とも随分可愛いブラ着けてんな。じゃあ下も行くか」
そう言って二人のショーパンも乱暴に脱がすカジノバンキ。
「ほぉ、二人とも上下同じ下着か」
カジノバンキが脱がすと美羽も早輝もブラと同じ色、同じデザインのパンツを履いていた。
「少しこいつらで遊んでやるか」
カジノバンキは拳を作り、気を込めると手の中にパチンコ玉サイズの玉を生成した。
それを気を失っている二人に無理矢理飲ませるとしばらくして二人の体が膨らみだした。
「ん!?・・・嫌、何これ!?」「苦しい・・・」
体の異変に気を失っていた二人も目を覚ました。
「起きたか。少し俺の遊びに付き合ってもらうために体のイジらせてもらったよ」
「どういう・・・こと・・・」
カジノバンキに聞く美羽だが、苦しさであまり喋れないようだ。
「直にわかるさ」
そう言っている間も二人の体は膨らみ続けていたが、しばらくして膨らみが止まった。その頃には自分では思うようにに動けなくなった早輝と美羽の姿があった。
「いい感じだな。さてと・・・ふんっ!!」
カジノバンキが両腕を思いっきり振ると、二台の巨大なテーブルが表れた。
「さて次は・・・」
手から怪しい光りを発し、それを二人に浴びせるカジノバンキ。すると、二人の体は見る見る小さくなり、カジノバンキの手の平に収まるサイズとなってしまった。
「これで準備OKだ。さてルーレットを始めるか」
そう言ってカジノバンキは二台のルーレットを回し、一台に一人ずつ放りこんだ。もちろん客などいないので、賭けごとをしているつもりはないのだが、カジノバンキはルーレットの中で玉のように回転する二人を見て楽しみたかったようだ。
「よく転がるな~」と笑うカジノバンキ。
「目が回る・・・」「止めて・・・」二人の叫びなんか聞くなど全くないカジノバンキ。
ルーレット地獄をしばらく続けたあと、飽きてきたのか、ルーレットを止めるカジノバンキ。
「もういいか」と一言だけ言うと、二人を元の大きさに戻し、ルーレット台を消した。
「そうだ、裸にしないで玉にしちまったから、すぐに飽きたんだな」
そう言って美羽の側に行き、ブラを剥ぎ取るカジノバンキ。
「いやっ!」剥ぎ取られたあと、必死で胸を隠そうとするが、体を玉体型にされてしまっているため、思うように隠せない美羽。
「玉体型になっても良い乳してんじゃねぇか」
美羽の胸を揉みしだくカジノバンキ。
「ちょっと!触らないで!」
抵抗しようとするも思うよう動けないため、カジノバンキの自由に弄ばれる美羽。
「こんな姿になっても強気でいられるのか、さすがゴーオンシルバーだな。さて、お前の方はどうかな?」
美羽と同じように、早輝のブラを剥ぎ取るカジノバンキ。
「いや!」当然、美羽と同じように抵抗しようとする早輝だが、やはり思うように動けない。
「小振りだけど、柔らけぇ乳だな」
早輝の胸を下から突いたり、鷲掴みにしたりするカジノバンキ。
そうして二人の胸を充分堪能したあと、カジノバンキは二人のパンツを脱がしにかかった。
「お願い!パンツは止めて!」「脱がしちゃダメ!」
何とかして抵抗する二人だったが、あっさりとカジノバンキに脱がされてしまった。
「ひどい・・・」と思わず泣く早輝。
「絶対許さない・・・」とカジノバンキを睨みつける美羽。
「やっぱり裸のがいいな。・・・・・ん・・・・あ、そうだ」
二人をニタニタと眺めていたカジノバンキが、一瞬考えごとをするような顔をして、そのあと何か閃いたのか、二人を見て、またニタニタと笑い始めた。
「また少し眠っててくれ」
そう言って二人にキツイ一撃を喰らわすと、完全に弱っていた二人は、すぐに気を失ってしまった。
気が付くと、二人は棒に縛りつけられていた。
「何これ!?」
「動けない!」
二人が何とか縄を解こうともがいていると、それに気付いたカジノバンキが近くにやってきた。
「目が覚めたか」とニタニタ笑うカジノバンキ。
「私たちをこんな棒に縛り付けてどうする気!?」
ジタバタと暴れながら聞く美羽。
「玉体型になったお前ら見てたら急に腹が減っちまってな。そこで丁度良いからお前ら二人を丸焼きにして食うことにした」
「・・・・」
「・・・・」
カジノバンキのあまりの衝撃発言に言葉を失う二人。
「ん?俺に食われるのが嬉しくて声も出ないか?」
そんなワケないと分かっているのに、あえてそのような言葉を発するカジノバンキ。
「そんなの嫌に決まってるじゃない!さっさとこの縄を解きなさい!」と強気な言葉を発する美羽に対し、「嫌・・・丸焼きなんてされたくない・・・」と今にも泣きそうになり、すっかり弱気になってしまっている早輝。
「二人共うるさいな・・・黙ってろ!」
騒ぐ二人の声が癪に障ったのか、無理矢理二人に猿轡をするカジノバンキ。
「んん~!!」
「ん・・ん・・」
「これで少しは静かになったな。さてと、焼く準備を始めるか」
カジノバンキは二人を料理するための調味料や道具の準備に取り掛かった。
「まずは・・・・これだけデカイ家なら、どこかにアレがあるだろ・・・」
そう言ってカジノバンキはその場に二人を残し、どこかへ行ってしまった。
カジノバンキがいなくなった後も必死で縄を解こうと足掻く二人だったが、予想以上にきつく縛られているため、全く解ける様子がなかった。
「そんなに足掻いても解けねぇよ」
二人が声のする方を向くとカジノバンキが何かを持って戻ってきていた。それにも気付かないほど縄を解くのに夢中になっていたようだ。
「よっと」
カジノバンキが持っていた物を置いた。どうやらグリルのような物らしい。
「アレどこにやったかな・・・」
自分のポケットなどを探すカジノバンキ。どうやら何か道具を探しているようだ。
「・・・あ、あったあった」
カジノバンキが取り出したのは細長いペンライトのような物だった。それから発せられる光りをグリルに当てるカジノバンキ。するとグリルが除々に大きくなり始め、あっという間に巨大なグリルに変わった。
「これでよし。あとは味付けして焼くだけだな」
そう言ってカジノバンキはグリルと一緒に持ってきた塩や、胡椒、BBQ用のタレ、バターなどを準備した。
「せっかくだから、二人とも違う味付けにしてやるよ」
そう言いながら二人に近づくカジノバンキ。
「どっちをどう味付けするかな・・・・」とニタニタ笑いがら、二人の体を触るカジノバンキ。二人は抵抗したいのだが、縛られているため何も出来ず、ただ、されるがままだった。
「よし決めた!お前にはバターを塗って味付けしてやる」
そう言って早輝を指差すカジノバンキ。
「ん!んん!」
嫌!という風に首を横に振る早輝だったが、当然、その意見がカジノバンキに通ることはない。
「それでお前はタレで味付けだ」と今度は美羽を指差すカジノバンキ。美羽も早輝と同じような仕草をしたが、カジノバンキは聞く耳を持たなかった。
「早速味付けするか」
カジノバンキは、まず早輝を味付けするためにバターを手に取り、バターナイフにたっぷりとバターを乗せた。それを迷うことなく早輝の丸くなったお腹につけ延ばし始めた。
「んー!ん、んん」
ヌルヌルした感触に声を上げて嫌がる早輝。だが、カジノバンキはバターを塗る手を休めようとはしなかった。
カジノバンキは腹、胸、足、尻、背、顔の順に丁寧にバターを塗った。
「これでゴーオンイエローの方は良しと」
体中にバターを塗られてしまった早輝は悔しさからか、それとも食われる恐怖からなのか、うっすらと涙を浮かべていた。
「次はお前の番だ」
タレの入った入れ物にハケを入れ、ゆっくりかき混ぜながらいうカジノバンキ。
「んん!ん!」
美羽も塗られまいと、何とか縄を解こうとするが、やはり解ける気配は一向になかった。
そして早輝と同様に、まず丸くなったお腹にタレを塗り始めるカジノバンキ。
「ん!んんー!」
早輝のようにヌルヌルとした感触に嫌がる美羽だったが、お構いなしに塗り続けるカジノバンキ。
カジノバンキは美羽も腹、胸、足、尻、背、顔の順に美羽の体にタレを塗った。
「よし、これで二人とも味付けは完璧だ。さて、いよいよ焼く準備に入るか」
カジノバンキは「ん!ん!」と騒ぐ二人を尻目にグリルの準備に取り掛かった。
「これでよし」
カジノバンキは素早くグリルの準備を済ませると、グリルの棒に二人を背中合わせになるように縛りつけ、その棒を再びグリルにセットし、グリルにセットした棒の先端に棒を回すためのハンドルを取り付けた。
「よし、全ての準備は整った。早速丸焼きにするか」
そう言った後、二人の顔を覗きこみ「美味しく焼いてやるからな」と一言言って、カジノバンキはグリルのスイッチを入れた。
グリルの火が二人の体を赤く照らす。そしてゆっくりとハンドルを回しはじめるカジノバンキ。
「んー!!」「ん!ん!」
グリルから発せられる熱さにうめき声をあげる二人。そんな声などお構いなしにハンドルを回し続けるカジノバンキ。
「良い声だな。もっと美味そうな声で鳴いてくれよ」と丸焼きになっている二人を眺めながら言うカジノバンキ。
そのまましばらく焼き続けていると、最初はうめき声を上げていた二人だったが、体から除々に汗のようなものが出てきた。
「お、美味そうな肉汁が出てきたな」
それを見てニタニタと笑うカジノバンキ。
肉汁が出始めた後もカジノバンキはハンドルを回す手を休めようとはしなかった。
そして、かすかなうめき声を上げていた二人だったが、先に早輝の方が声を上げなくなった。
「ん?ゴーオンイエローの方が静かになったな。肉になったか」
ハハハと笑うカジノバンキを美羽は精一杯の力で睨んだ。だが、それも何の抵抗にもならずただの肉になってしまった早輝を背中に感じながら、美羽も意識が薄れていき、静かになってしまった。
「ゴーオンシルバーも静かになったな。ついに二人ともただの肉になったか!」
カジノバンキは肉になった二人を仕上げとばかりにハンドルを回し続けた。
そして、それからしばらく焼いていると二人の体が茶色く色つきだし、やがてこんがりとした良い匂いが二人の体からし始めてきた。
「ん~、良い匂いだ。あと少し焼けば完成だな」
カジノバンキは口から溢れそうな涎を拭いながら仕上げをした。
そして、ついに、ゴーオンイエロー:早輝の丸焼きとゴーオンシルバー:美羽の丸焼きが出来上がった。
「最高の出来だな。まぁ、素材が良いから美味く出来て当たり前か。早速食ってみるとするか」
カジノバンキは丸焼きになった二人をグリルの棒から外し机の上に置いた。
「どっちから食おうかな~」
右手にナイフ、左手にフォークを持ちながら悩むカジノバンキ。
「よし、お前から食ってみるか」
そう言ってカジノバンキは早輝の腹の一部を切り取り、それを一口サイズにしてから口に運んだ。
「甘味があって、とても柔らかい肉だな!最高だ」
カジノバンキは切り取った早輝の肉を早いペースで食べていった。
「さて、次はお前を食ってみるか」
カジノバンキは今度は美羽の左の太ももの一部を切り取り、それもまた一口サイズにしてから口に運んだ。
「ゴーオンイエローの肉と違って、濃厚な肉の旨味があるな。こいつの肉も最高に美味い!」
カジノバンキは早輝の肉を食べた時と同じくらいの早さで美羽の肉も平らげていった。
そうしてカジノバンキは早輝と美羽の腹や胸、尻、足などの肉を交互に食べていき、カジノバンキが机の上にナイフとフォークを置いたときには、二人は骨だけになっていた。
「あ~、食った食った。こんな美味い肉を食ったのは初めてだ。満腹満腹」
そう言いながら自分の腹をさするカジノバンキ。
「さて、腹もいっぱいになったし、ガイアークへ帰るとするか」
ゆっくりと立ち上がったカジノバンキは満足そうにガイアークへと帰って行った。
カジノバンキが帰った後の部屋には二人の骨とカジノバンキが使ったナイフとフォークがテーブルの上にあるだけだった。
[ 2009/10/28 00:00 ] ゲスト料理人 | TB(0) | CM(0)

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